スタンプラリー 無料

無料のスタンプラリーはどこまでできる?できること・できないこと総まとめ

公開日:2026年8月6日|最終更新:2026年8月6日|約9分で読めます

「スタンプラリーを無料で作れるのはわかったけれど、実際どこまでできるの?」——無料と聞くと、機能が絞られていて実用にならないのでは、と不安になる方は多いと思います。この記事では、無料プランで実際にできること・できないことを具体的な数字とともに整理し、有料プランに切り替えるべき判断基準までまとめました。

この記事の要点

無料プランでできること・できないこと(一覧)

まず全体像を把握しましょう。以下はQloopの無料プランを例にした一覧です。

無料プランでできること8項目とできないこと6項目を対比した一覧図
無料プランでできること・できないことの全体像

ひとことで言えば、スタンプラリーとしての基本機能はすべて無料で使えます。制限されているのは「規模」と「見た目のカスタマイズ」です。

サービスによって制限内容は大きく異なります 「無料」とうたっていても、スポット数が数か所まで・開催期間が1週間まで・作成後は内容を変更できない、といった制限があるサービスもあります。この記事はQloopを例にしていますが、他のサービスをご検討の場合は、必ず各社の料金ページで上限をご確認ください。

無料でできること8つ

1. QRコードの発行(30か所まで)

スタンプを設置する場所(スポット)を30か所まで登録でき、それぞれに異なるQRコードが自動発行されます。文化祭・商店街・観光施設など、多くのイベントはこの範囲に収まります。

発行したQRコードは、管理画面から一括で印刷できます。Excel形式での一覧出力にも対応しているため、店舗ごとに配布する場合にも使えます。

ブース管理画面。スポット名とQRコードURLの一覧、QRコード印刷ボタンが表示されている
スポットを登録すると、QRコードが自動で発行される

2. 参加者の受け入れ(300人まで)

累計300人までの参加を受け付けられます。地域のイベントや学校行事であれば十分な規模です。

3. 期間の制限なし・通年開催もできる

Qloopの無料プランには開催期間の上限がありません。1日限りのイベントでも、1年を通した常設企画でも同じように使えます。

「無料は1週間まで」「最大180日まで」といった制限を設けているサービスもあるため、長期開催をお考えの場合はここが差になります。

4. アプリ不要で参加できる

参加者はスマートフォンのカメラでQRコードを読み取るだけで参加できます。アプリのインストールも会員登録も不要です。

この点は参加率に直結します。詳しくは「スタンプラリーの無料アプリを探している方へ:アプリ不要という選択肢」で解説しています。

5. 圏外でもスタンプが貯まる

電波の届かない場所でQRコードを読み取っても、スタンプがスマートフォンに一時保存され、電波が戻ると自動で反映されます。山間部や地下、混雑した会場でも取りこぼしが起きません。

この機能も無料プランで利用できます。仕組みの詳細は「圏外でも使えるQRスタンプラリーの仕組みとは?」をご覧ください。

6. 参加者データの分析・CSV出力

ここが無料プランで最も価値のある部分です。参加者数だけでなく、以下の指標がダッシュボードで確認できます。

ダッシュボード画面。総閲覧数・累計参加者・回遊率・完走率などの指標が並んでいる
無料プランでも、これらの指標がすべて確認できる

さらにCSVでのダウンロードにも対応しているため、Excelでの集計や報告書の作成にもそのまま使えます。無料プランでデータ分析まで開放しているサービスは多くありません。

7. 段階的な景品設定

「3個でステッカー」「5個でドリンク券」「全部でオリジナルグッズ」というように、複数の景品を段階的に設定できます。

途中に小さな景品を置くことで離脱を防げるため、完走率を上げる重要な機能です。

景品設定画面。3個・5個・8個の段階ごとに景品が設定されている
景品は段階的に設定できる。無料プランでも制限なし

8. 商用利用

店舗の集客キャンペーンや商店街のイベントなど、商用目的でも無料プランのまま利用できます。「無料は非営利のみ」と制限しているサービスもあるため、事前確認をおすすめします。

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30スポット・300人まで・期間の制限なし。クレジットカード登録も不要です
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無料ではできないこと6つ

正直にお伝えすると、以下は無料プランでは対応していません。

1. スポットを31個以上つくる

30個を超える場合は有料プランが必要です。「30店舗 × 訪問用・購入用の2種類 = 60個」のように、1店舗に複数のQRを設置する企画では上限に達しやすいので注意が必要です。

2. 301人目以降の受け入れ

累計300人に達すると、それ以降の新規参加ができなくなります。詳しくは次の章で解説します。

3. 30日より前のデータの閲覧

無料プランで最も注意すべき制限です。30日を過ぎた参加データは自動的に削除されます。後述の章で詳しく説明します。

4. ロゴ・スタンプ画像の変更

参加者画面に表示されるロゴやスタンプのデザインは、無料プランでは変更できません。イベント名がテキストで表示され、スタンプはチェックマークになります。

自治体や企業のブランドロゴを表示したい場合は、有料プランが必要です。

5. 参加者URLの自由な指定

無料プランでは、参加者向けのURLがランダムな文字列で発行されます(例:qloopapp.com/r/6af0b104)。

チラシやポスターに掲載する際、qloopapp.com/r/sakura-street のような分かりやすいURLにしたい場合は有料プランが必要です。ただしQRコードを読み取る運用であれば、URLの見た目は参加者に意識されません。

6. 広告の非表示

無料プランでは、参加者画面の最下部に広告バナーが表示されます。表示位置はスタンプカードの邪魔にならない位置ですが、公式イベントとして広告を出したくない場合は有料プランをご検討ください。

無料プランの上限に達したらどうなる?

「上限に達したら、イベントが止まってしまうのでは」という不安をお持ちの方も多いと思います。Qloopの場合、以下のような挙動になります。

状況どうなるか
スポットを31個目に追加しようとした追加ボタンが押せなくなり、アップグレードの案内が表示される
301人目が参加しようとした「満員御礼」と表示され、新規参加ができなくなる
すでに参加している300人影響なし。最後までスタンプを集められる
上限が近づいたとき主催者にメールで通知が届く

重要なのは、すでに参加している方には一切影響が出ないという点です。イベントが途中で止まってしまうことはありません。

参加者数は「累計」でカウントされます Qloopの参加者数は累計でカウントされ、データを削除しても数字は戻りません。これは無料プランを繰り返しリセットして使い続けることを防ぐための仕様です。複数回のイベントを予定している場合は、この点を踏まえて計画してください。

最も注意すべき「データの保存期間」

無料プランで唯一、後から取り返しがつかない制限がこれです。

Qloopの無料プランでは、30日を過ぎた参加データが自動的に削除されます。スポット数や参加者数の上限は「後から有料に切り替えれば解決」できますが、消えたデータは戻りません。

特に気をつけたいケース

対策は2つ

期間内にCSVをダウンロードしておく

最も簡単で確実な方法です。イベント終了後すぐにCSVをダウンロードしておけば、手元にデータが残ります。費用は一切かかりません。

報告書の作成が終わるまで有料プランにする

有料プランではデータが無期限で保存されます。ダッシュボードの集計をそのまま使いたい場合や、複数人でデータを確認する場合はこちらが確実です。

有料に切り替えるべき3つの判断基準

「無料で足りるのか、有料にすべきか」の判断は、次の3点で決まります。

判断基準無料で足りる有料を検討
スポット数30か所以下31か所以上
想定参加者数300人以下301人以上
データの保存CSVを落とせば十分報告書作成に時間がかかる/長期保存したい

逆に言えば、この3つに当てはまらなければ無料で完結します。ロゴの変更や広告の非表示は「あったら良い」レベルであり、イベントの成否を左右するものではありません。

迷ったら、まず無料で始めるのが確実です Qloopでは、イベントの途中でも有料プランへ切り替えられ、それまでに集まったデータもそのまま引き継がれます。「最初から有料にすべきか」と悩むより、無料で始めて必要になったら切り替えるほうが無駄がありません。

ケース別・無料で足りるかの早見表

よくあるイベントについて、無料プランで足りるかどうかを整理しました。

イベント想定規模無料で足りるか
文化祭・学園祭スポット6〜10/来場者100〜300人◎ 十分足りる
商店街の回遊イベントスポット10〜20/参加者100〜300人◎ 十分足りる
店舗のスタンプカードスポット1〜5/通年◎ 十分足りる
観光地の周遊企画スポット10〜30/参加者300人前後○ 参加者数に注意
市区町村規模のイベントスポット30以上/参加者1,000人〜× 有料プランが必要
訪問・購入を分けて記録1店舗に2つのQR=実質2倍× 上限に達しやすい

Qloopなら30スポット・300人まで無料

期間の制限なし・アプリ不要・圏外でもスタンプが貯まるオフライン対応。参加者データの分析とCSV出力も無料プランでご利用いただけます。登録は3分、クレジットカードも不要です。

無料でQRスタンプラリーを作る

よくある質問

無料のスタンプラリーで何個までスポットを作れますか?

サービスによって異なります。Qloopの無料プランでは30個まで作成できます。数か所までに制限されているサービスもあるため、必要なスポット数を満たせるか事前に確認することをおすすめします。

無料プランでも本当に費用は一切かかりませんか?

Qloopの無料プランでは、利用料は一切かかりません。クレジットカードの登録も不要です。実費として発生するのはQRコードの印刷代のみです。

無料プランでも商用イベントに使えますか?

Qloopでは商用利用も可能です。店舗の集客キャンペーンや商店街のイベントでも、無料プランの範囲内であれば費用はかかりません。ただしサービスによっては商用利用を制限している場合があるため、利用規約の確認をおすすめします。

参加者が上限を超えるとどうなりますか?

Qloopの場合、301人目以降は新規参加ができなくなります。すでに参加している方は最後までスタンプを集められるため、イベントが途中で止まることはありません。上限に近づくと主催者にメールで通知されます。

無料プランのデータはいつ消えますか?

Qloopの無料プランでは、30日を過ぎた参加データが自動的に削除されます。報告書の作成などでデータが必要な場合は、期間内にCSVをダウンロードしておくか、有料プランへの切り替えをご検討ください。

途中から有料プランに切り替えられますか?

はい。イベントの途中でも切り替えが可能です。切り替えた時点で上限が拡大し、それまでに集まったデータもそのまま引き継がれます。「まず無料で始めて、必要になったら切り替える」という進め方が可能です。

まとめ

無料のスタンプラリーは、基本機能がひととおり揃っており、多くのイベントは無料のまま完結します。スポット30か所・参加者300人・期間の制限なしという枠は、文化祭や商店街の企画には十分な規模です。

注意すべきはデータの保存期間(30日)だけで、これもイベント終了後にCSVをダウンロードしておけば解決します。

「31か所以上のスポット」「301人以上の参加者」「長期のデータ保存」のいずれかに当てはまる場合のみ、有料プランをご検討ください。まずは無料で試して、実際の画面を確かめてみることをおすすめします。

この記事は2026年8月6日に最終更新しました。掲載している画面や仕様は更新時点のものです。